2018.3.12デザインパテント
(響子)宮川先生!
去年のブログで、意匠登録の話をされて
ましたけど、読者の方からもうちょっと
具体的に教えて欲しいというリクエストが
ありました!
(宮川)
え~と、去年の2月の件かな?
弁理士の引き出しその2ってやつね。
(響子)
そうです、そうです!
私は実例を見ていたからわかるんですけど、
実例を見ていない人は何のことやらさっぱり
ということらしいです。
(宮川)
わかったわ。
じゃあ、特別に読者の皆さんに実例を見せて
差し上げましょう!
(響子)
それって、もしかして今年発行予定の小冊子
のネタですか?
(宮川)
そうよ。当所のクライアントの
「デザインパテント」よ!
(あえて意匠登録とは言わない!)
PDFにリンク
↓
(響子)
これって、ロボット用の服ですよね。
胸のあたりにタブレットみたいな表示部が
あるあの・・・。
そうか、胸にタブレットみたいなのが
ついているから、胸に穴が空いているんですね。
私は着れないわ・・・(^_^;)
(宮川)
このデザインパテントの特徴はね、服の
胸のところが六角形状に空いているという
ところなのよ。
だから、六角形の穴が空いているロボット用
の服は、ほとんどこのデザインパテントの権利
範囲に入るわね。
(響子)
それはすごいですね~。
じゃあ、他社が類似品を出すとしたら、
穴を長方形とか正方形にすれば逃げられる
んじゃないですか?
(宮川)
・・・ふっふっふ・・・響子ちゃん。
そんなことは想定の範囲内よ!
ちゃんと、四角形も五角形もデザイン
パテントを取っているのよ。
(響子)
え~っ!
それじゃあ、他社は類似品を作るのは
難しいですよね。
デザインパテントって、権利範囲は狭い
っていう先入観があるんですが、やりように
よっては広い権利が取れるんですね!
(宮川)
そうよっ!
これからもクライアントのビジネスの
成功のために、広いデザインパテントを
目指すのよ!
(響子)
はいっ!
宮川先生!
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